Day 6 〝「おみゃー」ってどこの方言だろう〟【三島駅】

ひたすら熱海〜三島間の上り坂と格闘した、6日目の旅の記録です。

訪れた有名・おすすめスポット

  • 三島駅(静岡県三島市)

データ

日付:2018/4/6(金)

天気:☁ → ☔

気温:最高 22.7℃ / 最低 12.7℃(静岡県三島市)

ルート:温泉ホステル 陽の笑(静岡県熱海市)→ 三島駅(静岡県三島市)→ ドトールコーヒー JR三島駅北口店(同左)→ アプレシオ 三島店(同左)

通った道:県道11号線(静岡県)など

走行距離:32.31 km

積算走行距離:165 km


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日記

朝は7:00に起床。今日も雨の予報でしたが外を見たら晴れていたので、次の目的地・静岡駅を目指して移動を再開することに。準備をして、2階でまた無料サービスの朝食を食べました。

そのあとは昨日amazonで注文した荷物(自転車にiPhoneを固定するホルダー)が届くまで部屋で待機。フロントの方々のお言葉に甘え、このホテルに届くように注文させていただきました。感謝です。

10:30過ぎに荷物が届いて、自転車にホルダーを設置。やっとつけられた!

11:00過ぎに『温泉ホステル 陽の笑』を出発。本当にお世話になりました。

↑ フロントのすねやさんと。

今日は静岡駅までの道のりの途中にあり、人口が比較的多い三島駅を目指すことに。

静岡駅まで行くには、どうしても標高400mちょっとの峠を越えなければならず、今日はこれと格闘しました。本当に大変だった…。

↑ 悪魔のような上り坂の始まり。

↑『あたみ梅ライン』という道。

ゼェゼェ言いながらやっとの思いで坂を上り終え、ようやく下り坂に。でも心も体もかなり疲れていたし結構な強風が吹いていたので、せっかくの下り坂をあまり楽しめませんでした。

坂を下っている途中で食事処を見つけたので入りました。この時点で13:00過ぎ。

↑ 悪魔のような上り坂を死ぬ思いで上ったあとに食べた焼肉定食(700円)は、天使のような味がしました。天使食べたことないけど。

食べ終えてから移動を再開。下り坂が終わると(県道11号線をひたすら下った)、周囲に田んぼが広がるのどかな風景に一変しました。

田んぼに囲まれた道を走っている途中で偶然自転車店を見つけたので、タイヤに空気を入れるべく立ち寄ることに。

ここでの出来事が印象に残ったので、この自転車店のおやじさんとの会話の一部をなるべくありのままに書きます。〝おやじさん〟という呼び方が適切かどうかは分かりません。でも60〜70代くらいの、白髪でタバコをくわえたまさに〝おやじさん〟という感じの方でした。

ぼく「すみませーん」

自転車店「…」(店内には誰も見当たらない)

ぼく「すみませーーーん!!」

おやじさん「何か?」(店の奥の引き戸を開けて出てきた)

ぼく「タイヤに空気を入れたいのですが」

おやじさん「あん?入れればいいじゃん」

僕「は、はい」

お店の外に3つほど空気入れ(家庭用の、手動で空気を入れるもの)があり、それを勝手に使えとのことでした。しかしぼくの自転車のタイヤのバルブは仏式といって、普通の自転車のそれとは形状が異なるため、一般的な空気入れでは空気を入れられない。おやじさんもちょっと愛想がなかったのでどうしようか困っていたら、店から出てきてくださり、

おやじさん「あ〜そのタイプなぁ」

ぼく「はい、仏式っていうんですよね」

おやじさん「おみゃー自分で空気入れたことあんのか?」

ぼく「ありますが、自転車屋さんで、このバルブ専用の空気入れを使ったことしかないんです」(…おみゃー?

おやじさん「おみゃーどっから来たんだ?」

ぼく「神奈川です。日本一周の旅をしてるんです」(またおみゃーって言った…

おやじさん「おみゃーよくそんなんで旅なんて出たなあ」

ぼく(怒られた…

そのあと、なんだかんだで優しいおやじさんが、仏式のバルブでも一般的な空気入れで空気を入れられるようにできるアダプターを持ってきてくれて(300円で購入)、それをバルブに装着して空気を入れてくれました。さらに旅のお供にと、ポケットティッシュと絆創膏までくれました。

何といっても驚いたのは〝おみゃー〟。これは静岡の方言なのだろうか?テレビなどで聞いたことがなくはなかったけれど、実際に使っている人には初めて会ったので新鮮でした。

それから移動を再開し、ちょうど15:00に三島駅に到着

駅に到着するちょっと前から雨が降り出して、風も引き続き強かったので、今日の移動はここまでにすることに。

今日こそは人に声をかけて家に泊めてもらえるように交渉してみようと思っていたけれど、雨も風もどんどん強くなってきたのでそれはあきらめ、また周辺のゲストハウスやホステルをiPhoneで検索。しかし三島駅周辺にはビジネスホテルなどのホテルしかなく、どうするべきか迷い、いったん駐輪場に自転車を停めてどこかお店に入ることにしました。

駅から少し歩いたところにある駐輪場には、これまた白髪のおじさん(というよりもおじいちゃん)が2人いました。安い宿を探しているのですがと相談したところ、三島駅周辺にある宿やその他の泊まれるようなところをご存知の限り詳しく教えてくれた。なんて優しいんだ。

今夜はその中で最もよさそうだった『アプレシオ』というネットカフェに行くことに決定。ナイトパックを利用したかったので、駅に隣接した商業施設内のドトールで夜まで時間を潰しました。

そして21:00過ぎに、『アプレシオ 三島店』にチェックイン。

↑ 死ぬほどお腹が空いていたので、100円カレーなるものをご飯大盛り(+90円)で注文。空腹だとなんでもおいしく感じます。

ー・ー・ー・ー

というわけで、そんな感じの6日目でした。やはり移動をする日は色々なことが起こるものです。

最後までご精読、ありがとうございました。また明日!

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