Day 10 〝そういえば日本は新期造山帯だった〟【富士見駅】

上り坂ばっかり…。10日目の旅の記録です。

<目次>

データ

日付:2018/4/10(火)

天気:☀

気温:最高 21.1℃ / 最低 3.3℃(山梨県甲府市)

ルート:ゲストハウス ソノママ(山梨県甲府市)→ 富士見駅(長野県諏訪郡富士見町)→ 長野県茅野市のラブホテル

通った道:国道20号線など

走行距離:57.00 km

積算走行距離:335 km


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日記

朝は7:00に起きて、1階のラウンジスペースでパンを食べながら今日のルートを考えました。次の目的地・岐阜駅まではかなり距離があるので、何日かかけていくつかの場所を経由して行く必要があります。今日は距離や勾配を考慮して、長野県の富士見駅まで行くことに。

9:20過ぎに『ゲストハウス ソノママ』を出発。駅の駐輪場まで向かおうとしたときにちょうど、昨日話をした山上くん(26歳の旅人)と会うことができ、駅まで一緒に歩きました。駅に着き、握手をして山上くんと別れ、富士見駅を目指して出発!

今日は主に国道20号線を走行。景色と空気は綺麗でしたが、大型トラックがたくさん通る道だったので、大きな走行音と排気ガスがちょっと残念でした(トラックは何も悪くないけれど)。

↑ 標高が高いので桜がまだ咲いていました。

今日も基本的にずーーーっと上り坂でした。「なんでこんなに坂道ばっかりなんだ…あ、そっか日本は新期造山帯だった。高校のとき地理Bで習ったなぁ」みたいなことを何度も考えながら坂道を上る。

14:00前にやっとの思いで富士見駅に到着。標高は約950m。甲府駅の標高は約270mなので、700m弱上ったことになります。そりゃ疲れます。

半端じゃなく空腹だったので「さあ昼飯だ!」と思ったのですが、富士見駅周辺には驚くほど何もない。コンビニすら見当たらない。大学生のときに一度来たことがあるけれど、こんなに何もなかったかなぁ。「やばい、詰んだか」と諦めかけましたが、駅構内にそば屋さんがあったので、かけそばの大盛りといなりを注文して駅の待合室で食べました。助かった…。

体力とルート的に今日の移動はここまでにして、富士見駅周辺で宿を探すことに。しかしここで問題が発生。このあたりにはゲストハウスやホステルもなければ、安いビジネスホテルもないのです。ある宿泊施設といえば10,000円前後するホテルや旅館など。野宿という選択肢も考えましたが、今日の夜は8日目に野宿したときよりもさらに冷えそうだったので、困りました。困ったちゃん。

悩んだ末、今日はラブホテルに泊まることに(もちろん1人です)。なんと4,980円で泊まれるところが諏訪南I.C.付近にありました。予算的には高いけれどそれが最も安い選択肢でした。

18:00にチェックイン。ホテルの名前や画像を出すことは差し控えますが、一言で言うと泊まってすごく後悔しました。汚いし、通信環境は悪いし、何といっても従業員の態度が最悪でした。こういうホテルのスタッフにサービスの質を求めるのも変な話ですが、それにしてもひどかった。

夕食としてあらかじめコンビニで買っておいた食パンとカップラーメンを部屋で食べました。

長野県のラブホテルの一室で、事を終えた男女が紅茶を淹れるための電気ポットでお湯を沸かし、それでカップラーメンを作って1人で食べることになるとは。夢にも思いませんでした。

ー・ー・ー・ー

というわけで、そんな感じの10日目でした。しつこいほどの上り坂に、従業員の態度が悪い宿。残念ながらあまりいい日ではありませんでした。昨日との落差がすごい。

最後までご精読、ありがとうございました。また明日!

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